2年アクアライフ科の生徒が、干潟の再生を目的とした実験区の設置と アサリの放流を実施しました。 小さな実験区ですが、干潟再生という大きな目標への第1歩です。 まず、杭を打ち込んで実験区の作成です。生徒も先生も一緒に取り組みます。 こちらは男子生徒の様子です。 「竹炭」を設置します。 40cm位の縦穴を掘っていきます。 かなり力も必要です。 穴をあけて底質を見てみるとは・・・ 見事にヘドロ状態でした。 そこに「竹炭」を埋めます。 黒くヘドロ化した干潟が綺麗になるかなぁ・・・。 こちらは女子の様子です。 あらかじめ作成した「鉄炭おにぎり」を並べています。 「鉄炭おにぎり」とは、鉄・腐葉土・竹炭を混ぜ合わせ、おにぎりのように 固めたものです。 干潟への栄養補給と、環境浄化を目指します。 ここもヘドロ化しています。 その表面に「鉄炭おにぎり」が設置されました。 実験区の設置が無事に終了し、次は「アサリ母貝の放流」を実施しました。 これもアサリの生息によって干潟再生を目指そうという試みなので、 簡単に採取されないように、なるべく深いところに投入しました。 できるだけ多くの貝が生き残り、産卵することを願って放流しました。 今回の取り組みは、すぐに結果が出るものではありません。 しかし、この津屋崎の財産である干潟を再生させることを目標に、 アクアライフ科は実習・実験を継続していきたいと思います。 みんなの財産である干潟を守り、未来に残しましょう!! |