アクアライフ科3年生が、6月13日22時に本校を出発し、 福岡中央卸売市場の見学実習を実施しました。 開講式を行いました。 生徒代表による挨拶です。 DVDを見て、市場の取扱い魚種や取扱い高などの変遷を学びました。 まず、競りが行われる前の市場を見学しました。 次々と運び込まれる魚(トロ箱)を横目に、説明を受けました。 多種にわたる商品に、生徒たちは興味津々の様子です。 競りの見学に備えて、夜食と仮眠をとります。 初めての競りの見学を前に、気持ちが高揚してなかなか寝付けないようでした。 深夜2時、準備を整え見学前の注意事項のあと、いよいよ競りの見学開始です。 先ほどの見学とは違い、非常に多くの卸売業者と仲卸業者の間で、 短時間で多くの商品が競り落とされていきます。 真剣な表情で競りの様子を見つめています。写真を撮るのも余念がありません。 魚の種類・大きさなど、気になるようです。 生徒たちはみな、競りの迫力に圧倒されています。 見学後、レポートを一所懸命書いている様子です。 質疑応答の時間です。 生徒たちは、それぞれ疑問に思ったことを質問しました。 どの質問に対しても丁寧に答えていただきました。 市場の方からの質問に生徒たちが、挙手で答えています。 最後に、生徒代表によるお礼の言葉を述べ、市場見学は終了しました。 市場の見学を終えた時には、すでに外は明るくなっていました。 引き続き市場の隣にあるトロ箱の製造・販売を行っている 「(株)福岡魚函」の見学を実施しました。 数メートルの高さの発泡スチロール箱を、バランスよく移動させる実演をして いただきました。 実演していただいたのは、本校卒業生でした。 取り扱っている函についての説明を受けました。 夜から翌朝にかけての見学実習は、生徒たちにとって新鮮で楽しい経験である だけではなく、仕事というものの大変さを実感できた有意義な実習となりました。 |