2年アクアライフ科の生徒がカキ養殖を学ぶため、糸島漁協研修を実施しました。
糸島漁協ではカキ養殖を中心に様々な取り組みが行われており、
活気に満ちています!
まずは生徒から漁協長へご挨拶。
糸島でのカキ養殖の現状を詳しく教えていただきました。
生徒からの質問もいくつか出てきて、丁寧に答えていただきました。
生徒たちは皆、水産高校のある津屋崎におけるカキ養殖の可能性に
期待を膨らませているようでした。
生憎の雨の中、漁港から船の乗って沖に設置してあるカキの養殖いかだに移動。
海の穏やかな糸島では瀬戸内海と同じいかだ方式を取り入れているそうです。
垂下しているカキの周りには、クロダイをはじめ様々な魚が集まってくるとか!!
漁礁としての役割も果たしているのです!
昼食場所は糸島名物「カキ小屋」です!!
カキを焼く生徒たちの表情は真剣そのもの(- . -!)
カキはとても美味しくて大満足だったようです。
今後も水産高等学校アクアライフ科では、「カキの街 津屋崎」を目指すべく
カキの試験養殖に取り組みます。
カキ小屋の後は、天然の塩工場「またいちの塩」へ。
大きなやぐらに竹枝を吊るし、上から海水をかけます。
そうすることによって水分がとび、海水の塩分濃度が高くなるのです。
その後、塩分濃度の高くなった海水を大きな釜にいれて火にかけ、更に水分を
とばします。
途中で浮き出てくるカルシウムやにがりを取り除きつつ全ての水分をとばすと
塩の完成です。
天然の塩は、ミネラルが豊富で美味でした。
アクアライフ科でも塩づくりに励んでいますが、試行錯誤の連続です。
今回の研修で学んだことを活かして「津屋崎の塩」の復活を目指します!!
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