漁業経営コース(定員20)
「鉄炭おむすびの海中設置」は、こちら
漁業者(漁師)は自然の中で魚(獲物)を獲る、とてもエキサイティングな仕事です。
自分の考えたオリジナルの仕掛けでたくさんの魚が獲れると、その喜びは何物にも代えがたいものになります。
「自分の家は漁師の家ではないので、漁業者にはなれないだろう。」と、諦める必要はありません。
海に全く関係のない人でも漁業者になれるのです。
例えば 漁業後継者募集 の例があります。
近年、全国各地で漁業後継者不足は深刻な問題となっているので、漁師になりたい人にとってはまさにチャンスの時代なのです。
写真は漁業経営コースのノリ養殖実習と小型船舶操船実習、ワカメ収穫等の様子です。
定置網実習では津屋崎の漁師さんの手伝いを行い、ノリ養殖実習で収穫した海苔は地元漁業協同組合の女性部によって加工され販売されます(大人気です)。
生徒たちが養殖したワカメは、「塩蔵わかめ」に加工し「生わかめ」と地元のお祭り「うみがめ祭」で、飛ぶように売れます。
←ITパスポート取得を目指した情報の授業
地元津屋崎小学校の子どもたちと一緒に実施する地引網実習も、漁業経営コースの生徒たちが活躍します。
とにかく、漁師の仕事はダイナミック。
家が漁師でなくても水産高校漁業経営コースで学び、漁師を目指しましょう。
卒業後に漁業後継者育成事業に応募して2~5年の修行をし、国や県の低利もしくは無利子の融資を受けて漁船を購入すれば、あなたも立派な漁師となることができます。
最近では、沖で獲れたての魚の画像をインターネットに掲載し、港に戻ったときにはいい値段で買い手がついているという活魚直売の漁師さんもいるようです。
漁師になればあなたの腕や才覚次第でどんな仕事も思いのまです。
仕事を拡大して水産会社を興すことも夢ではありません。
他にはどんな就職先があるのでしょうか・・・
確かに漁業や魚は好きだけど、できれば漁師(個人事業主)ではなく従業員として漁業に携わりたいという人や副業として漁師をやりたいという人もいます。
正式な漁業者(漁協の正組合員)ではないのですが、漁業者の加勢人として仕事をする方法もあります。
別の仕事を持ちながら準組合員として週末漁師という仕事の仕方もあります。
また、中・大規模な漁船の乗組員になるという方法もあります。
巻網船、カツオ船、マグロ船などです。
また、各地の漁業協同組合や漁業協同組合連合会の職員として働くという選択肢もあります。
漁業経営コースでは漁業後継者を育成するため、地元津屋崎の海で各種漁業実習や養殖実習を行っています。
漁業後継者を目指す生徒たちにとって「小型船舶操縦士 1・2級」の資格は必ず取得しなければならない資格です。
また、個人事業主になるのですから、「ワープロ検定」、「簿記検定」の資格も必要です。
全員が合格できるよう指導しています。
また、できるだけ「栽培漁業技術検定 1・2級」免許も取得するように指導しています。
上記以外で取得可能な資格を以下に列記します。
ボイラー取扱技能講習
クレーン・玉掛け
特殊無線技師
危険物乙類
3種冷凍機械
ガス溶接技能講習
アーク溶接技能講習
販売士
潜水士